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県選挙管理委員会は29日、県内を主な活動範囲とする政党や政治団体が提出した2010年分の政治資金収支報告書を公表した。繰越額を除いた1年間の純収入額は、法定期限までに提出した2008団体(首長、国会議員、地方議員含む)の総額が72億2218万円で、09年に比べて6億4722万円(8・2%)減少。政党別では共産が自民を抜いて1位となり、県内支部を拡充したみんなの党が前年比で4・6倍となった。 純収入額は過去10年で最低を更新。参院選以外の大型選挙がなかったことが要因とみられる。 項目別にみると、個人や企業などからの寄付が約32億円と最も多く、次いで政党などからの交付金が約17億円、政治資金パーティーなどの事業収入が約11億円。政治資金パーティーは前年より21団体多い86団体が120回開催し、収入が1千万円以上の特定パーティーを開いたのは自民党県連など13団体だった。 政党の収入は計40億2293万円(前年比13・6%減)で、最多の共産は13億8821万円。みんなの党は1億6890万円で、支部を3団体(09年)から23団体(10年)に増やしたことが要因。民主や09年1位の自民は寄付や交付金が減り、いずれも前年の70%程度にとどまった。 政党や資金管理団体を除く「その他の政治団体」は1692団体で計31億9924万円(同0・5%減)とほぼ前年並み。県医師連盟の1億2182万円が最も多かった。 支出総額は70億3434万円(同10・1%減)。内訳は、選挙費を含む政治活動費が44億9973万円(同11・3%減)、人件費や事務所費などの経常経費が25億3461万円(同7・8%減)となっている。 10年12月末時点で101団体が資産を保有し、総額は17億4286万円。うち約6割を借入金と預貯金が占めた。 政治資金収支報告書は県庁で閲覧でき、ホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/9400/H231129/)でも公開。 主な活動範囲が複数の都道府県にまたがる政党、団体は総務省が30日に公表する。 ホームページ作成株式会社杉山システム PR |
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